アトリエ、開きます
~6月27、28日と7月4日、5日に百景社アトリエを開いて、 百景社含め4つの団体が小さな作品を上演することにしました~
2020年は充電期間を設けようと、本来百景社はアトリエでの上演をする予定ではなかったのですが、新型コロナウイルスの影響で日本全国の社会活動が停止するといった事態に直面したこともあり、今このタイミングで一度アトリエを開きたいなと思います。 演劇を含む舞台芸術は、人と人が対面するということを当たり前の前提として成り立ってきたものですが、今回のことを受け、その当たり前の前提が問い直されている状態です。 改めて、人が集まるということの意味や人と人との(物理的、精神的)距離を考える機会になればいいなと思い、百景社含め4つの団体の上演を行います。
百景社主宰 志賀亮史
やっぱり演劇は“LIVE”じゃなきゃダメだと思うんです。自粛の2ヶ月間、ずっとその“LIVE”ってことを考えさせられていました。 "LIVE"って「生」という意味において"演劇"と深い親和性があると思うんですが、それ以外にも「住む」とか「暮らす」って意味もあって、僕にとって"演劇"ってそういうものでありたいなと強く思います。
あと、同じく自粛の2ヶ月で、劇場って、僕らのような演劇人がいる前に、まずはお客さんが"そこ"にいて欲しいなと思ったりしていました。お客さんが"そこ"にいるから"そこ"が劇場になるんだと信じていたいんです。
世界中にその影を残す寓話作家の元祖・イソップ(アイソーポス/AESOP)ですが、今回はその彼が残したとされる『イソップ寓話集』から3つの話を軸にこの2ヶ月で感じたことを素直に表現してみたいと思います。
また、こんな時だからこそ”libido:が”できることを考えてやってみようと思っています。
theater apartment complex libido:代表 岩澤哲野
期間 2020年6月27日(土)・28日(日)、7月4日(土)・5(日)
※libido:の出演は27日と28日になります。
会場 百景社アトリエ
※今後の感染拡大状況によって、公演内容の変更や中止となる可能性があります。
アトリエにご来場のお客さまへ
・入場時の検温、手指の消毒、マスクの着用をお願いいたします。 ・咳や発熱がある等、体調がすぐれない時は来場をお控えください。 ・ドアノブなど不特定多数が触れやすい場所の消毒を行います。 ・開場中や上演中、換気扇をまわす・窓を開けるなど、アトリエ内の換気を行います。 ・客席は舞台最前から十分な距離を取ります。また、感染予防対策として座席の間隔をとるため、座席数を減らして対応いたします。 ・感染拡大防止の観点から、ご来場者全員のお名前とご連絡先をお預かりします。この情報は百景社が責任をもって管理いたします。 百景社アトリエでは、新型コロナウィルス感染症対策として、以上のことを実施します。 ご協力をお願いいたします。
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